嫉妬 他人の不倫を攻撃する 許せないわけは…

今年もたいがい不倫報道は花盛りだった。
なんでこれだけ注目されるのか、
興味津々、面白半分、
みんながみんな
強い嫌悪の感情をもつとは限らないけれど、
裏を返せば不倫願望もあるのかも…。

有名人の
不倫バッシングは、
マスコミをはじめ
一般人もそれに便乗して、
ネットやSNSなどで加勢して炎上させる。

マスコミは暴くことがお金儲け、
道徳倫理、そんなものは考えていない。

プライバシーを侵害するような倫理に反する
取材もしているので、あまりそれを前面に
記事にするのは、名誉棄損、
しっぺ返しをくらうかもしれない。

一般人も、不倫していて罪悪感はないのか、
旦那や子どもに申し訳ないのか、
家庭を顧みない、
享楽的に不倫なんてサイテー、
ゲスの何ものでもない。

厳しく攻撃する人もいる。

不倫は法律的には間違っている。
僕は現実をみると、
不倫を否定も肯定もしない。

縁あって結婚したパートナーと一生仲良く、
支え合いながら、
終生共に暮らしていく。
それはやっぱり素晴らしいと思うんだよね。

そういう夫婦と比較したら、
やっぱりゲスになる。

だけど、
そういう夫婦は少ないのも事実だ。

熟年離婚も年々増えている。
レスは当たり前、
夫婦関係は同居人のようになっている。
仮面夫婦を演じている。

レスになったのは、旦那や妻に拒否された。
男なら居場所もなくなった。
夫婦間の努力もしているけれど…。
子どもが自立するまでがまんがまんと…。

よく聞く話だ。

そんな夫婦のストレスが外へ向いてしまう。

理性で不倫はやめるべきだと言っても、
土壌がそんな具合いだから恋に発展する
可能性はじゅうぶんあるのだ。

セックスも満足、レスもなく夫婦ラブラブで愛し合っていたら
不倫なんかしないよね。
男でもちょっとした浮気程度で終わる。

ストレスを癒してくれるお相手だった。
わたしを愛してくれた。
しかし、罪悪感はみんなもちながら、
不安定な恋愛している。

自己責任と言えばそのとおり…。

その自己責任で恋愛しているのに、
他人がなぜ攻撃するのか。
なぜとっちめたいのか。
少なくても当人のためにわたしは指導教育しているのです。
なんていう人はまずいない。

とにかくやっつけたいのだ。
不倫でルンルンなんて、
腹が立ってしょうがない。
ただそれだけだと思う。

なぜ他人の不倫に
腹ただしく感じてしまうのか。

それは攻撃の対象者に対して、
自分の心の中が投影されている。
心理学者も言っている。

なぜ腹が立つかのか、
わたしはモラルを守り、、
よき母よき妻として暮らしている。

なんで奴らは外に男をつくって！

裏を返せば、
わたしは我慢しているのにって。
幸せ、ルンルンが許せない、
それは嫉妬、やっかみなの何ものでもない。

不倫は攻撃対象として格好の的、
まさに正論、反論できないと思っているから…。

本人は、今の正しいという生活に
自分の本音を抑圧して、

ストレスがいっぱいなのだ。

その矛先を不倫している人にもっていく、
自分の心が投影されていると
言っていいのだ。

自分の今の生活が幸せならば、
人を攻撃なんてしないはず。

違う方法でそのストレスを発散すべきだと思う。
それが倫理に適った方法だ。

相手をやっつけて、
憎いというダークな感情は
結局自分を苦しめている。

お前が言うな！
ってお叱り覚悟です。